「Charcuterie by DEAR DEER」

富士山ジビエセンター

山梨県富士吉田市下吉田

富士山麓の野生鳥獣を伝える濃紺のマーク

  • 「Charcuterie by DEAR DEER」「Charcuterie by DEAR DEER」
  • 「Charcuterie by DEAR DEER」「Charcuterie by DEAR DEER」
  • 「Charcuterie by DEAR DEER」「Charcuterie by DEAR DEER」
1/3

山梨県の南東部、富士山麓に広がる富士吉田市は、古くから多くの人々の信仰の対象となってきた富士山が目の前にそびえる街。現在も富士山信仰の歴史を伝える史跡や神社が数多く残る一方で、自然に生息している野生の鹿は、農作物や樹皮を食べ荒らす厄介者とされてきました。例えば、富士山麓の野生鹿は年間500頭ほどしか獲れない貴重な存在とされていますが、被害対策として捕獲しても食肉への加工施設が整っておらず、多くを廃棄するしかありませんでした。
この状況を改善し、地域資源としてジビエを活用しようと開設されたのが、「富士山ジビエセンターDEAR DEER(ディアディア)」です。地元の猟友会との連携により、捕獲した野生獣を有料で受け入れて、解体から食肉製品への最終加工と販売までを一貫して行うことができる施設として2024年にオープンしました。

「Charcuterie by DEAR DEER」「Charcuterie by DEAR DEER」

ジビエをもっと身近に、おいしくいただくための工夫

「Charcuterie by DEAR DEER(シャルキュトリ・バイ・ディアディア)」は、富士山ジビエセンターで受け入れた野生の鹿や猪を原料とするソーセージやハムをはじめとする加工食品のシリーズ。富士山麓で育まれた尊い命をベースに、季節の野菜や同じく富士山麓で採取できる山椒の実、さらには富士吉田の郷土料理「吉田のうどん」のすりだねを練り込んだものなど、自然の恵みと文化を感じさせる種類が豊富です。ロースやモモといった部位ごとの塊の状態よりも手軽に、ジビエを身近に感じられるように工夫されています。
共通するパッケージは、新鮮さを閉じ込めたシュリンクパック仕様で、清潔さと安全さを伝える濃紺のラベルで統一。季節や捕獲状況に応じて登場する限定品も含めてオリジナルを認識させる、このシンプルな濃紺のラベルは、富士山麓で育まれた命を大切に扱うサインのようなものでもあります。資源の循環に取り組む社会的プロダクトとして、さらなる展開も期待されています。

データ

DATA

山梨県富士吉田市下吉田

選考委員のコメント

JUDGES’ COMMENTS

近年、熊や鹿など野⽣動物との共⽣が問われている中で、富士山の麓にジビエを学べる食肉加⼯施設を開発し、捕獲した野⽣鹿を害獣ではなく有⽤な資源として捉え直す流れがスタートしている。⻘を基調とした軽快なデザインや、ハムやソーセージなど身近な食材への展開は、ジビエという特殊に映りがちな存在を、⽣活の中で扱いやすいものにデザインしている。サステナビリティを意識したこの取組みが、食肉部分の展開に加え、山梨が誇る印伝の鹿革にも活⽤されたら素晴らしい。

お問い合わせ

CONTACT

電話 055-223-1796 (平日 9:00~17:00)